町長メッセージ

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 利尻町は、北海道の最北端にある稚内市から、海上を53km隔てた「利尻島」の西南部に位置し、周囲を日本海に囲まれ、「利尻富士」の愛称で親しまれる標高1,721mの利尻山が島の中央にそびえたつ、豊かな自然に恵まれた離島にあります。「利尻」とはアイヌ語の「リイシリ」を語源としており、「高い山のある島」という意味です。

 春から夏にかけては、色とりどりの高山植物が花開き、数多くの野鳥がさえずる自然の宝庫で、全国的にも有名な「利尻昆布」や、その利尻昆布をえさにして育つ「エゾバフンウニ」「キタムラサキウニ」など、日本海の新鮮な海の幸に恵まれた、漁業と観光の町です。

 また、雄大にそびえる利尻山に降った雨水や雪解け水が山の地面を浸透し、30年余りもの長い年月を経て湧き出す「麗峰湧水(れいほうゆうすい)」は、自然のろ過装置ともいえる山体を通り抜けてきた天然の湧水で、自然の恵みを直に感じられる名水となっております。

 山の恵みから海の恵みまで、さまざまな魅力があふれる利尻町にぜひお越しください。

利尻町長 上遠野 浩志